表面処理技術
ゼロクロムの人口汗耐性について
1.試験方法
Volvo STD 5713,103に従って、人口汗溶液を調製しました。
ゼロクロムに少量垂らし、液滴を若干流動させたのち、室温で24時間放置、その後、24時間塩水噴霧試験を実施しました。
2.結果
6価クロメート | 3価クロメート |
![]() |
![]() |
ゼロクロムS | ゼロクロムSB |
![]() |
![]() |
3.評価
- 写真では、主として人口汗の結晶性成分が、一部溶け出した表面皮膜と混じり合って塊状の析出が見られます。
- これは、析出は水で流し去らせることが出来ます。しかし、亜鉛めっき層迄は、侵食されていないように見えます。